多毛症の原因

■多毛症について

多毛症は「毛深い人」というわけではなく「体に生えている産毛が硬くなる、もしくは髪の毛や眉毛、わき毛のような硬い毛が生えてくる」という、女性や子供の症状のことを指します(男性の全身の多毛は普通の現象として捉えられるため、存在しないようです)。

チェック項目としては「普通産毛が生えるだろうなというところや、ここには毛は生えないだろう」というところにちくちくするような硬い毛が生えたら、多毛症の可能性が非常に高くなります。遺伝で毛深い、という方も結構いるようです。

悩みはしているけどなんとなく素人判断はしたくない、という方は病院に行ってチェック検査を受けることをおすすめします。多毛症はさまざまな原因が考えられるので、さまざまな科が設立されている総合病院に問い合わせて検査ができるかどうか聞いてみるといいですよ。


■多毛症の原因とは

多毛症には「特発性」「続発性」の二つがありますが、原因がしっかりと判明しているのは続発性のほうで、その原因としては男性ホルモンの過剰分泌(もしくは女性ホルモンの現象)が主としてあるのだそうです。

原因不明とされている「特発性」の場合は皮膚の「アンドロゲン感受性」が高いことが要因とも言われており、全体の半数以上がこの原因不明の多毛だといわれています。ちなみにアンドロゲンとは男性ホルモンの種類のひとつで、皮膚が男性ホルモンの影響を受けたことが原因で毛深くなる、というような現象が起こります。

こういった症状を解消するには「アンチアンドロゲン」という抗ホルモン剤を薬を処方して使用する方法がありますが、治療の際に使用するかどうかについては担当の先生としっかりと相談してくださいね。


■多毛症の解消のためにできること

多毛症はただ毛深いというだけでなく、副腎(遅発性副腎酵素欠損症)や卵巣(多のう胞性卵巣)などといった病気が原因になっていることも少なくありません。
以前は男性ホルモンが原因となることが多かった多毛症も、最近ではこういった病気を原因としたケースが増えているといわれています。

これはどういうことかというと、女性は副腎や卵巣でまず男性ホルモンが作られ、それが女性ホルモンに変化するような仕組みを持っているのですが、それが内臓の機能不全のために女性ホルモンに変化せず、男性ホルモンの割合が増えてしまったために多毛症になる...という現象が起こるからなのだそうです。遺伝で毛深いという方は、こういった内臓機能が弱い部分が遺伝しているのかもしれません。

こういった多毛症を解決するには、やはり内科や婦人科に行ってまず診察してもらい、治療するのが一番です。エステなどで全身のレーザー脱毛を受けることもいいかもしれませんが、病気が原因の場合根本的な悩みの解決にはなりません。もし気になる...という方は、一度診察を受けてみてはいかがでしょうか。


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